Android Views から Jetpack Compose へ
2019年Google I/Oでの発表、2021年7月28日にバージョン1.0がリリースされてからバージョンアップを続けている Jetpack Compose ですが、まだまだ Android Views をメインとしている当社でも新しいプロジェクトでは採用するケースも増えてきました。
iOSアプリが UIKit から Swift UI への移行を進めているように避けられない流れになっていて、新機能の追加は、Android Views ではなく Jetpack Compose のみということもあり、当社でも Jetpack Compose のノウハウを蓄積できるようにキャッチアップを進めています。
XMLでのレイアウト定義が不要になり、再利用可能なComposeを階層的に重ねていくという実装は、ややFlutterやSwiftUIに近いこともあり特に難しくはないのですが、複雑なUIを実装したいケースでは、UI設計をどうするかという点でやはりユーザビリティの観点から Android Views を採用したくなってしまう場面も正直あったりはします。
まだ完全移行ができていなく UIデザインの兼ね合いとデバイス操作を伴う機能の利用時の両方で Android Views が残っていますが、開発効率化や保守性の向上を期待して引き続き Jetpack Compose のノウハウ蓄積を進めていきたいと思います。